【いざつま恋】
23日朝、うちを出たのが7時過ぎ。バスに揺られて焼津駅、それからJRで掛川駅へ。駅には既にそれらしき人々がいっぱい。えもとさん、かえでさんとの合流予定の9時にはまだまだ時間があるので、帰りの切符を3人分購入。外に出て、シャトルバスの列を見ると、もう長蛇の列が。開演までまだ4時間あるとはいえ、間に合うのかちょっと心配になる。
9時少し過ぎにえもとさん、かえでさんと合流。そそくさとバス待ちの列に並ぶも、バスに乗るまでに結構かかった。そして、バスを降りてからも、入場待ちの列に炎天下で約1時間。この時点でかなり憔悴。
入場後はまず昼メシ。しかしドリンクコーナーに並ぶだけでも30分以上。とりあえずビールを6杯(人数分×2杯)と、あとあまり並ばずに買えるものを適当に(焼き鳥やソーセージなど)を買い込み、そこらに座り込んで食す。
そうこうするうちに開演まであと30分くらいになったので、会場へ。C-5ブロックは中央付近だがステージまではちと遠い。大きめのホールの最後列くらいか。それでも人物が生で確認できるくらいではある。それにしても暑い。曇りの予報はどこへやら、真夏のような暑さである。
【第1ステージ】
いよいよ開演。ステージには、拓郎とかぐや姫の3人が揃って登場。「旧友再会フォーエバーヤング」 オープニングナンバーはなんだろうと思っていたが、この曲があったか!選曲に納得するとともに、かぐや姫のメンバーと拓郎が一緒に歌う姿にうれしさ倍増。
かぐや姫が下がり、拓郎のステージに。いきなり「ペニーレインでバーボン」。ここでこれですか。しかし、NHK生中継のため、例の歌詞は変更。まあ、しょうがないか。その後、古い歌では「ひらひら」「ともだち」「知識」などをやり、「イメージの詩」で第1ステージ終了。結構新しい歌が多くて歌えない。まあ、拓郎が言うことには、「中継されてない時間帯がお楽しみ」らしいので、後のステージに期待。

旧友再会フォーエバーヤング(吉田拓郎&かぐや姫)
ペニーレインでバーボン
海を泳ぐ男
ひらひら
淋しき街
消えてゆくもの
ともだち
知識
生きていなけりゃ
イメージの詩(以上 吉田拓郎)
【第2ステージ】
15分ほどの休憩の後、第2ステージへ。このステージはかぐや姫。オープニングは「妹」! いきなりですか。参りました。
「黄色い船」「アビーロードの街」あたりは総立ち。途中で、「かぐや姫は拓郎と違って静かな曲が多いから、無理して立ってなくていいよ」とのこうせつのお言葉。いやほんと、みんな40〜50歳代の人がほとんどなんだから。この一言でみんなすなおに着席。
「好きだった人」「加茂の流れに」あたりでは、マジで涙出てきた。「ペテン師」あたりから再度スタンドアップ!「なごり雪」では3万人の大合唱。泣けた。「おまえが大きくなった時」 幼い子供を持つ身には沁みた。
妹
遥かなる想い
黄色い船
アビーロードの街
人生は流行ステップ
夏・この頃
好きだった人〜海〜好きだった人
加茂の流れに
置手紙
けれど生きている
湘南・夏
こもれ陽
ペテン師
センセーショナルバンド
マキシーのために
なごり雪
おまえが大きくなった時(以上 かぐや姫)
【第3ステージ】
再度拓郎登場。「とんとご無沙汰」でゆっくりとスタートするも、続く「全部だきしめて」では総立ち、サビでは例の踊りをみんなで。直径4mくらいの巨大な風船が10個ほど会場に放り込まれた。みんなで手を伸ばして上に弾ませながら、会場の左から右へ。残念ながらぼくらの近くでは触れなかったが。
「誕生日のうたを」ということで、21年前にもやった「誕生日」をやるのかと思いきや、「いくつになってもHappy birthday」。いろんな意味で、まるくなったということか。そしてここでサプライズゲスト、ムッシュかまやつの登場! 「この人と一緒じゃなきゃ歌えない曲を」ということで、「シンシア」、そして「我が良き友よ」。もうね、大合唱ですよ。そしてそんな興奮の余韻が残る中、拓郎ひとりを残してバックバンドが退場。「なにやるんだろう」の期待の中、ギター一本の弾き語りで「ファイト!」 すげぇよ。鳥肌が立った。
とんとご無沙汰
全部だきしめて
野の仏
唇をかみしめて
友あり
いくつになっても happy birthday(以上 吉田拓郎)
シンシア
我が良き友よ(以上 吉田拓郎&かまやつひろし)
ファイト!(吉田拓郎)
【第4ステージ】
ここで約45分の休憩の予定が、時間がおしてて30分ほどに。そろそろ何か食べたいところだけど、時間的にちょっときつい。持ち込んだお菓子でごまかしていると、かえでさんが肉まんを買ってきてくれた。感謝。
空は暗くなってきて、ステージの照明が美しく映える。第4ステージはかぐや姫の最後のステージ。ライブでは一度もやったことがないという「じんじろ橋」など、レアものも多かったけど、「うちのお父さん」からはみんな総立ち。「22歳の別れ」では泣いてる人もいた。「あの人の手紙」はもうとにかく感動。戦争反対! そして、「おもかげ色の空」へ。
♪部屋のあかり消しながら また会うその日まで〜♪

僕の胸でおやすみ
赤ちょうちん
おはようおやすみ日曜日
そんな人ちがい
今は違う季節
きっぷ
じんじろ橋
遠い街
眼をとじて
うちのお父さん
ひとりきり
22才の別れ
雪が降る日に
あの人の手紙
おもかげ色の空(以上 かぐや姫)
【第5ステージ】
いよいよラストステージ。オープニングは「ああ青春」。75年のつま恋でも、79年の篠島でもオープニングに選ばれた曲。そして「虹の魚」。この曲、大好きだ。「この指止まれ」。久しぶりに右手を差し上げて叫ぶ。「ビートルズが教えてくれた」。ここでもやっぱりNHKに配慮。「言葉」。松本隆作詞の名曲です。「サマータイムブルースが聞こえる」。♪こんなバカなことができるのも 二十歳になるまでさ それでいいよね♪ 「人生を語らず」 ♪今はまだまだ人生を語らず 目の前にもまだ道はなし♪ そう、昔ほどではないけれど、まだまだ迷いはあるし悟りはない。
そして「永遠の嘘をついてくれ」を弾き語りからスタートし、バンドも加わる。中島みゆきが拓郎に提供した曲だ。 って、中島みゆき、ステージにいるし! すげぇ! 一緒に歌ってますよ。夢みたいだ。
そして、「みんなが好きな曲を歌ってあげましょう(笑)」ということで、「春だったね」そして「落陽」。大合唱の中、大輪の花火が! 盛り上がりは最高潮。拓郎曰く、「みんなこの曲好きだねぇ」。そしてついに、「最後の曲です」という「今日までそして明日から」。 そう、明日からも生きていくんですよ、みんな。
ああ青春
虹の魚
この指とまれ
ビートルズが教えてくれた
言葉
サマータイムブルースが聞こえる
人生を語らず(以上 吉田拓郎)
永遠の嘘をついてくれ(吉田拓郎&中島みゆき)
外は白い雪の夜
僕たちはそうやって生きてきた
冷たい雨が降っている
春だったね
落陽
a day
今日までそして明日から(以上 吉田拓郎)
【アンコール】
時間を考えるとアンコールは無理なんじゃないかとも思えたが、各1曲ずつ。かぐや姫は「なんでこの曲やらないの?」と周りが騒いでた「神田川」を最後に。拓郎は「聖なる場所」(つま恋?)に向けて、淡々とラストソング。
神田川(かぐや姫)
聖なる場所に祝福を(吉田拓郎)
【そして…】
いやあ、堪能した。
「人間なんて」やらねぇのか、とか、フードスタンドこんなにいらないからドリンクスタンド増やせとか、いろいろ言い分はあるだろうが、とにもかくにも、それなりの満足と年相応の疲労と少しの寂しさを手に、みんな帰途についた。こうせつ曰く「30年に1回だからオリンピックより遥かに貴重」というのもほんとだよなぁ。帰りに寄った居酒屋で盛り上がりすぎて、朝まで飲んで歌ってしまったのも、無理もないところだ。(これは言い訳か)