はじめに
とりあえず、このベストナインを考える上での「ルール」を決めることにした。
1.登録上「日本人選手」であること。
2.新人としてドラゴンズに入団した、いわゆる「生え抜き」であること。
3.現役時代の活躍を、私、うゑしまが知っていること。
この3点である。まあ、異論のある方もあろうが、 1、2については、このくらいのルールがないと、 どこぞのブルジョワチームのように「どこのチーム?」ということにもなりかねないので。 3は当然だが、私の知らない選手は選びようがない。 たとえ、杉下やら権藤やら西沢がどんなにすごい選手だったとしても、 他の選手と比較のしようがない。
そんなわけで、この3点を基本ルールとした。
投手
やっぱり先発と抑えは分けて考えたい。 なんでも、この投手分業制を日本ではじめて本格的に取り入れたのは、かの近藤貞雄だそうである。 この人がいなかったら、大魔人・佐々木もなかったわけで、それはそれですごいなーと思う。 で、まずは先発投手、である。
歴代のエースとしては、 星野仙一、松本幸行、藤沢公也、鈴木孝政、小松辰雄、郭源治、都裕次郎、 山本昌広、今中慎二、野口茂樹、川上憲伸らがあげられる。 やはりローテーションを考えると、左右3枚づつ、計6人はほしい。
そうなると、優勝の貢献度から考えても、 左は都裕次郎、山本昌広、野口茂樹といったところか。 フォームの美しさを考えると今中慎二も捨てがたいが、 あの1994年の最終戦(対巨人)、優勝のかかった試合でぼこぼこ打たれたのはいただけない。
右は、燃える男・星野仙一、スピードガンの申し子・小松辰雄、まではいいとして、 もうひとりとしては、右腕ではないのだが、ぜひ、近藤真一を加えたい。 1987年8月9日、新人として初登板の巨人戦で、2四球1失策のみのノーヒットノーラン。 あの感動は今でも忘れられない。
そんなわけで、先発投手陣は、 星野仙一、小松辰雄、都裕次郎、山本昌広、野口茂樹、近藤真一の6名となった。
救援投手
次いで抑え投手。ドラゴンズの優勝には、常にこの「火消し」の存在が大きくかかわっていた。 候補としては、 鈴木孝政、小松辰雄、牛島和彦、郭源治、与田剛、森田幸一、落合英二、岩瀬仁紀。 やはりここもベンチ入り投手を考えると、枠は4人程度か。
小松辰雄は先発で選出されているので除外するとして、 初代セーブ王・鈴木孝政、”踊る守護神”郭源治は外せない。
残りを優勝貢献度で考えると、牛島和彦、岩瀬仁紀となるのだろうが、 ここはあえて岩瀬を外して与田を入れたい。 燃えよドラゴンズの中で「震えるスピード」と歌われたあの剛速球は、 力で押さえ込む抑え投手の気迫を感じさせるからである。 岩瀬には、今後のさらなる活躍を期待したい。
というわけで、押さえ投手陣は、 鈴木孝政、牛島和彦、郭源治、与田剛の4名となった。
捕手
捕手は比較的息の長い選手が多く、候補者も限られている。 木俣達彦、中尾孝義、中村武志の3人に、ほぼ絞られる。が、この先の選考が難しい。 主な実績は、木俣ベストナイン5回、 中尾ベストナイン1回、MVP1回、ダイヤモンドグラブ1回と、甲乙つけがたいが、ここで中村は一歩後退。 やはりここは捕手のカラーを根本から変えた中尾孝義が一歩リードか。
というわけで、捕手部門は中尾孝義に決定。
一塁手
一塁手は外国人選手が多く守る中、候補としては谷沢健一、大豊泰昭、山崎武司があげられる。 ホームラン王や打点王をとった大豊も捨てがたいが、やはり貢献度を考えると谷沢だろう。 一塁手は谷沢健一に決定。
二塁手
ここも高木守道の無風区と呼んでもいいだろう。 上川誠二の活躍も忘れがたいが、やはり少々格が違うようだ。
三塁手
ここも一塁手と並んで外国人選手の多いところ。 候補としては、島谷金二、宇野勝、仁村徹あたりか。 知名度や打力では宇野が一歩リードするところだが、総合力とバランスで仁村徹に決定。
遊撃手
立浪和義。それ以外ないでしょう。 なによりも、高木守道−立浪和義の二遊間でのダブルプレーが見てみたい。
センターに抜けるかと思われるゴロを高木がキャッチしグラブトス、 立浪がセカンドベースへ走りこみ、ファーストへジャンピングスロー… う〜ん、見てみたい。
外野手
これもむずかしいな。外国人選手多いし。 井上弘明、田尾安志、大島康徳、平野謙、彦野利勝、音重鎮あたりが候補かな。 そうなると、首位打者・田尾、走攻守揃った平野は決定。 あとは一発長打の大島か、チャンスに強い彦野か。
う〜ん、迷うけど、他のポジションを見て打順を考えると、ここは大島かな。 外野は、田尾安志、平野謙、大島康徳に決定。
代打要員
さて、代打要員も必要だ。 それも、レギュラーを決めた残りではなく、実際に代打で活躍したことのある選手。 候補は、藤波行雄、豊田誠佑、川又米利、彦野利勝。
もうこれでOKでしょう。
守備要員
実は上記の先発メンバーだと、守備固めはほとんどいらない。 大島を代えるくらいかな。外野の守備は、音重鎮でいいでしょう。代打もいけるし。
一応、内野の控えとしては、上川誠二かな。どこでもできそうだし。
代走要員
足の速い代走要員は、実はあまりいない。 大西崇之、清水雅治、蓬莱昭彦といったところか。 それにしたって、平野謙には負けるだろうが。
そんなわけで、夢のベストナイン、決定です。
1 ライト 田尾安志 2 センター 平野謙 3 ショート 立浪和義 4 ファースト 谷沢健一 5 レフト 大島康徳 6 セカンド 高木守道 7 キャッチャー 中尾孝義 8 サード 仁村徹< 9 ピッチャー 星野仙一、小松辰雄、都裕次郎、
山本昌広、野口茂樹、近藤真一、
鈴木孝政、牛島和彦、郭源治、与田剛控え選手:
藤波行雄、豊田誠佑、川又米利、彦野利勝、
音重鎮、上川誠二、大西崇之、清水雅治、蓬莱昭彦